2016年10月26日(水) |
★ひめゆり三原線の新設整備を計画 |
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年度内の都計決定受け来年度設計着手−県土木建築部 |
県土木建築部では、国道330号の渋滞緩和や生活道路の安全性確保などを目的に3・3・20号ひめゆり三原線の新設整備を計画している。同部南部土木事務所は24日、那覇広域都市計画道路の変更に関する第3回住民説明会を県婦人連合会会館で開催し、道路の整備計画やスケジュール等を説明した。それによると、近隣住民らの意見等を踏まえながら、県都市計画・モノレール課主催の都市計画法に基づく説明会や公聴会、那覇市都市計画審議会を行い、都市計画案の縦覧や県都市計画審議会を経て順調にいけば今年度内にも都市計画決定する予定。工事については、29年度に事業認可を受けて測量や詳細設計等に着手した後、30年度から用地買収の進捗状況に応じて順次取り掛かる予定。 ひめゆり三原線は、国道330号・姫百合橋交差点を起点に県道46号線を経由し、終点:真和志中央線交差点(海邦銀行三原支店付近)に至る延長約530m・幅員29m・4車線(両側に5.5mの自転車歩行者道)の幹線道路を想定。交差点の集約化等を図るため同線開通後に、栄町交差点(モノレール安里駅付近)を閉鎖し、空いたスペース(旧道路部分)に駐輪場等を設ける計画だが、取付道路等も含め詳細は設計作業の中で具体化させる。 同線の整備は、慢性化する国道330号の交通渋滞や生活道路内への交通流入で危険性が指摘されていることから計画。道路の新設で、交通分散化による走行性向上や生活道路の交通円滑化、歩行空間の確保による歩行者の安全性向上、広幅員道路の整備による防災機能の向上などが期待されている。 |
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