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2016年10月27日(木)
★那覇港-13mドルフィン今年度中に着工
築造等の工事費補正で7億円計上−総合事務局開建部
 沖縄総合事務局開発建設部は、那覇港新港ふ頭地区に新設整備する岸壁(-13.0m)ドルフィンの関連工事を今年度中に着手する。平成28年度第2次補正予算(港湾整備事業枠)に工事費7億円が盛り込まれ、これをもとに29年度の着工予定を今年度に前倒しする。
 2次補正で発注するのは、岸壁(-13.0m)(改良)築造工事(期:約6ヵ月)と、同(改良)ケーソン工事(期約5か月)の2件で、工事発注規模はいずれも2.5億〜5億円、入札時期は築造が第3四半期、ケーソンが第4四半期。同部では、準備が整い次第、順次一般競争入札の公告を行い、発注手続きを進める。
 新設するドルフィンは、急増する大型クルーズ船等の寄港に対応するため、ガントリークレーンが設置され主に大型貨物船が接岸する9号岸壁(-13.0m)の南端側から約150mに係留施設2基・L=50mを建設する計画。施設整備は28年度に着手した新港ふ頭地区予防保全事業で実施、全体事業費52億円、平成30年度の完成予定。施設については、今年7月に基本設計業務、8月に細部設計業務を那覇港湾・空港整備事務所が発注(いずれもパシフィックコンサルタンツ(株)が受注)し、整備に向けて取り組み作業を進めている。
 那覇港においては、これまで、複数の大型クルーズ船が同時寄港する際、泊ふ頭地区若狭の専用岸壁だけでは対応できないため、新港ふ頭地区の-13.0m岸壁(9号・10号)等でも接岸対応している。ドルフィンは、大型クルーズ船等の寄港増が今後も見込まれることから、新たに新港ふ頭地区に整備するもの。また、関連して、9号に隣接する10号岸壁北端部から浦添側へ-13.0m岸壁(耐震)を約100m延伸することも計画している。那覇港新港ふ頭地区予防保全事業では、ドルフィン築造のほか、航路泊地のクラブ浚渫、岸壁の地盤改良なども実施する。
 
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