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2017年3月17日(金)
★事業認可を経て下半期に実施設計発注
ひめゆり三原線新設 工事は33年度から着手−県土木建築部
 県土木建築部では、姫百合橋交差点から真和志中央線間に3・3・20号ひめゆり三原線の整備を計画しており、来年度から道路整備に向けた作業を本格化させる。国道330号の渋滞緩和などを目的に新設されるもので、所管の南部土木事務所では、都市計画決定後、事業認可を経て、29年度下半期に実施設計業務を発注する予定。工事については、設計完了後、31年度から物件調査等を行い、用買の進捗をみながら、平成33年度頃を目途に道路整備工事に順次着手、35年度の供用を目指す。
 ひめゆり三原線は、国道330号・姫百合橋交差点を起点に、県道46号線を経由して、真和志中央線交差点(海邦銀行三原支店付近)に接続する延長約530m・幅員29m・4車線(両側に自転車道2m、歩道3.5m、中央分離帯1m)の幹線道路。交差点の集約化を図るため同線開通後には、栄町交差点(モノレール安里駅付近)を閉鎖し空いたスペース(旧道路部分)に駐輪場等を設ける計画だが、取付道路等も含め詳細は設計作業の中で具体化させる。
 同線の整備は、慢性化する国道330号の交通渋滞解消や周辺地域の安全性向上を図るために計画されたもの。新たな道路を整備することで、交通分散化による走行性向上や生活道路の交通円滑化、歩行空間の確保による歩行者の安全性向上、広幅員道路の整備による防災機能の向上などが期待されている。
 
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