| 2017年12月15日(金) |
| ★設計経て来月にも本体工事に着手 |
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| てだこ浦西にコージェネ施設整備−浦添分散型エネルギー(株) |
てだこ浦西駅周辺地域のエネルギーマネジメントを目的に設立された浦添分散型エネルギー(株)(神山正社長)は、同地域内にコージェネレーション(熱電併給)システムの拠点となるエネルギーセンターの建設を計画している。現在、設計の最終段階に入っており、完了したあと、早ければ年明け１月頃から本体工事に着手する予定。工事は、建築･設備一括施工で、県内業者を含んだＪＶが担当。平成31年３月までに施設を完成させて、同年春以降の電力供給を目指す。
同施設は、沖縄ガス(株)が供給する都市ガスと地域内に掘った温泉から噴出した水溶性天然ガスを利用して自家発電し、駅前などに計画されている大型ショッピングセンターやフィットネスクラブ、マンション、市が整備するアリーナなどの各施設に電力をはじめ、発電時に発生した冷熱･温熱、温泉なども供給するもの。また、希望があった地域内の一般家庭にも電力供給する予定。施設概要は、地域内西側の敷地約3,000�屬法■劭誕ぃ干�建て･延床面積2,823�屬竜�模。同センター中核設備のコージェネレーションは、都市ガスが800kw×４基、水溶性天然ガスが25kw×４基。施設内１階には熱源機械室、２階にコージェネ室･事務室、中２階(３階)に制御室、４階に機械室などが配置される。
同社は、浦添市や沖縄振興開発金融公庫らが出資して設立した浦添スマートシティ基盤整備(株)(野口広行社長)が、民間企業と共同で立ち上げた特定目的会社。昨年10月に同社設立に係る事業者選定プロポーザルが実施され、(株)九電工、沖縄ガス(株)、(株)沖縄銀行の３社が共同出資者として選定された。このほか、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)、富士電機(株)、(株)祭温、(株)かみもり設計、(株)太名嘉組、(株)アラカワ商事らも協力事業者として参画する計画。コージェネレーションなどのインフラ設計は(株)九電工、建物の設計は(株)かみもり設計が担当。 |
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