2018年11月16日(金) |
★小禄道路赤嶺トンネル年度内着工へ |
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高架橋下部工事も−沖総局開発建設部 |
沖縄総合事務局開発建設部は、国道506号小禄道路の赤嶺トンネル工事に今年度から着手する。トンネル本体工事は2件に分けて発注する。現在、一般競争入札(WTO対象)の手続き中で、2件のうち南側を12月26日に、北側を年明け1月22日に開札する。 同トンネルは、那覇市鏡水〜安次富間の自衛隊基地下に建設整備する、上り側L=972m・下り側L=852mのめがねトンネル。工事はトンネル中間あたりで起点側(北側)と終点側(南側)に分け、NATM工法で建設する。概要は、北側工区は上り側がL=485m・下り側L=362m、南側工区は上り側L=487m・下り側L=490m。それぞれ機械掘削工やインバート工など。工期は南側が平成33年3月5日まで、北側が平成33年3月18日まで。規模は南・北とも50億円以上。 小禄道路は、那覇空港自動車道の一部を構成する延長L=5.7km(那覇市鏡水〜豊見城市名嘉地)の高規格道路。主要構造物は、トンネルのほかに、終点側に高架橋梁(L=1,945m)整備も計画されている。今年度の事業関連予算(当初)は93.2億円が計上され、トンネル工事のほか、下部工(P1)工事(工事規模1〜2億円)も第4四半期に発注する予定で、今後入札公告など発注に向け手続きに着手する。 全体事業費は約620億円で、来年度以降も関連工事などを実施、平成35年度以降の完成共用を目指す。 |
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