2020年11月19日(木) |
★温泉事業やホテル開発など12件を採択 |
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市有公共施設等に関する民間提案−南城市 |
南城市では、市有公共施設等に関する民間提案制度の審査結果を取りまとめた。市が保有する公共施設に関して、自治体経営や市民サービス向上に貢献する民間事業者の提案を選定するもので、市の募集に対して20件の提案があり、その中から12件が採択された。 採択された提案事業は、南城文化・スポーツパートナーズによる体育施設(8施設)や公園(5施設)の指定管理者制度導入事業、タピック沖縄(株)によるなんじい鉱山利活用事業、Project O(株)による知念体育館跡地のリゾート開発(ホテル)事業など。このうち、なんじい鉱山(大里仲間404-2)利活用事業では、県の試掘調査で確認された温泉を利用して、スポーツ・文化施設を整備する計画となっている。 知念体育館跡地のリゾート計画は市の土地利用計画にマッチし、市の収益や雇用拡大につながることなどが事業化の条件。知念体育館は、1982年に建設され施設老朽化が著しく、市では建て替えや補修のほか、解体撤去による跡地利用を検討している。 同制度では、提案内容を知的財産として取り扱い、事業化が決定した場合は提案者と随意契約する。市では、今後民間事業者との協議を行い、事業化に向けた取り組みを進める。 |
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