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2021年3月2日(火)
★喜友名23号整備など大型事業盛り込む
21年度一般会計は485億円を計上−宜野湾市
 宜野湾市の2021年度一般会計予算案は、喜友名23号道路整備や西海岸地域音楽活性化等事業、普天間小学校校舎増改築などの大型事業を盛り込み、前年度当初比5.3%増の485億1,000万円を計上。普通建設事業費は前年度より29.2%の大幅増で97億8,419万円となり、一般会計予算総額の20.2%を占めた。
 市では、第四次宜野湾市総合計画基本構想に沿った政策事業に総額128億円を計上しており、新規12、継続110の計122事業を展開する。主要事業では、喜友名23号道路整備事業が20年度予算繰り越しとなり、21年度は総額約11億円規模となる見込み。橋梁下部工やボックスカルバート設置工事などを順次発注する。
 また、西海岸地域音楽活性化事業は、宜野湾海浜公園屋外劇場の機能拡張を行うもので、(株)隈研吾建築都市設計事務所JVが設計を進めており、21年度は既存施設の撤去等を行う予定。21年度事業費は繰越分を含め約4億3,000万円。このほか、老朽化が進む学習等供用施設の建て替えでは、新城地区の建設工事と中原地区の実施設計、さらに新規に大山地区の空調設備等改修に向けた設計を行う。
 新規事業では、宜野湾市用途地域等検討調査や喜友名歴史公園整備事業、宜野湾小学校防音機能復旧事業、宜野湾中学校屋外教育環境整備事業、教育環境整備事業(GIGAスクール関連)などが予定されている。