トップページへ戻る
2021年4月15日(木)
★國場組が1位、売上高合計は前期比2.1%減
県内特A業者売上高ランク−TDB沖縄
 (株)帝国データバンク(TDB)沖縄支店は14日、2019年11月期〜20年10月期の県内特A工事業者(19・20年度格付、104社)の売上高ランキングを発表した。売上高合計は3,861億9,500万円で、前期より83億1,200万円(2.1%)減となった。同支店は売上高合計が減少した要因として、大型ホテルや商業施設の新設案件が一段落した上に、共同住宅などの不動産投資に対して金融機関の審査が厳格化されたことで発注件数が減少したことなどを挙げた。
 一方、黒字だった企業は100社で前期比8社増。同支店では「全体的な受注減から外注費の圧縮が進んだことなどが考えられる」としている。また、売上高100億円以上の企業は10社だった。
 売上高1位の(株)國場組は、前期計上していた沖縄伊武部ビーチプロジェクトビーチフロントなど大型ホテル工事の竣工による反動減で、前期比27.5%減の277億3,000万円。2位は(株)大米建設で、宮古島市総合庁舎や沖縄防衛局関連など公共に加え、豊見城中央病院などの民間工事もあり、前期比2.4%増の228億2,400万円。3位の(株)沖電工は米軍関連工事のほか、沖縄電力(株)からの受注が好調に推移し、前期比2.2%増の207億6,100万円となった。
 今回のランキングで伸び率が最も高かったのは(株)仲間組で119.5%増、次いで(株)豊神建設の90.8%増、(株)山口建設が87%増と続いた。
 
■その他のトピックス
●基本設計業務を23日開札
 製糖工場宿舎整備 - 粟国村
●石垣駐屯地工事は鴻池組が落札
 工事19件など業者決定 - 沖縄防衛局
●一般競争・総合評価を公示
  - 大阪航空局
関連記事あり
●一般競争を公示
  - 粟国村経済課
関連記事あり
●一般競争を公示
  - 陸上自衛隊那覇駐屯地
関連記事あり
●一般競争を公示
  - 県衛生環境研究所
関連記事あり