2023年2月2日(木) |
★23年度一般会計は過去最高の1686億円 |
 |
物価高騰対策などで91億円の大幅増−那覇市 |
那覇市は2月1日、総額1,686億7,700万円の2023年度一般会計当初予算案を発表した。子育て支援クーポンや物価高騰対策などで、前年度比91億6,200万円増の過去最高額を更新した。 普通建設事業費は、2億9,021万円増の159億4,686万円。学校改築など大型事業の進捗により単独事業が63.6%減の9億2,390万円となったものの、補助事業では150億2,296万円(14.5%増)が確保される。 主な建設関連事業では、市営住宅(石嶺、大名、宇栄原、真地)改築事業に24億3,392万円、那覇空港南側船揚場整備事業に5億442万円、本体着工する松川小学校屋内運動場建設事業に3億1,307万円、(仮称)識名出張所の造成工事に9,719万円を計上。また、与儀小学校給食調理場改築事業に5,906万円、デジタル田園都市総合戦略策定事業に1,342万円、泊漁港将来像構想策定事業に900万円が確保された。 補助事業では、那覇地区漁業協同組合などが予定している泊漁港再整備事業に3億9,980万円、園舎改築を行う石嶺こども園に2億8,710万円、城東こども園に1億6,717万円を補助する。 債務負担行為では、DBO方式を導入する新真和志複合施設建設事業(23〜46年度)に51億8,019万円、松川小屋内運動場建設事業(23・24年度)に12億9,139万円、与儀小学校給食調理場改築事業(23・24年度)に4億8,890万円、石嶺市営住宅建替第7−1期実施設計(24年度)に1億2,890万円などの限度額が設定された。 |
|